きづけばかなりお久しぶり。
日曜日の夜中に、これまた久しぶりにPerfumeを聞きながらの更新です。
そう。
「フィクサー」を見てきたのです。
最近映画館で見た映画といえば、「グッドナイト&グッドラック」「アメリカンギャングスター」そして今日の「フィクサー」。
その3作品の間にDVDで見たのを入れるとのジョージ・クルーニーだけで言えば、「グッドナイト&グッドラック」「さらばベルリン」「シリアナ」がある。
ジョージ・クルーニー好きと笑われるのは承知で言うけれど、やっぱり彼の作品はすごいと思う。10年以上越しの恋だけあると、未だに思う。
作りで言えば、とてもシンプルでわかりやすい今回の「フィクサー」。最初の入れ替え部分がなければとてもつまらない作品だったかもしれないくらいシンプルななかで、とてもシンプルに、当たり前の悪を問いかけてくるこの作品が、私はやっぱり愛おしいと思う。
「みんなが同じ夢を見ているんだ」
「そのみんなは、みんなが同じ夢を見ていることを知っているのかい?」
「ううん。みんな変だと思われたくないから、夢を見たことを誰にも言わないんだ。」
みんなと一緒。
自分を守るための偽なら…。
自分が生きるため…。
本当のことを突き通すなんて無理…。。。
それでいいの??
そう問いかける映画。
最後のジョージ・クルーニーの顔がそれを実に直球に問いかける。
迷い。
絶望。
悲しみ。
憂い。
追悼の想い。
勝利の笑み。
空虚。
インタビューで、
『グッドナイト&グッドラック』も『シリアナ』も怒っていたから作ったんだ。こんどの『フィクサー』も。
と言っていた(うろ覚え)けれど、ここまでり怒り続け、利益よりも問い掛けることを重視した映画を作り続けることの出来る人が、いったいどれくらいいるのだろうかと思うと、やっぱりすごいと言わざるを得ない。
そして、ちっぽけな自分にはいったいどれだけの事ができるんだろうか、と真に考えさせられる。
少なくとも、なにも出来ない…とは言いたくないから、とりあえずもっと気を引き締めていこうか。
酒も呑むし、バカもやる。
恋もするし、仕事もする。
幸せを望むし、安定も望む。
でも知ること、怒ることを放棄したら…、きっと私は私を嫌いになるんだろうなと思う。
たとえ何も出来なくても、「みんなと同じ夢を見ていること」を黙って終わらせることだけはしたくない。
ね。
そして、映画の後のお供は「清泉 純米吟醸生しぼりたて」。
爽やかで上品で、でも最低限の力強さを忘れない。
うまーい!!


